クリエイターとして、日本を代表する存在に|映像クリエイター・大野恵敏

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CGを取り入れた映像編集や、ミュージックビデオ制作など、幅広い映像表現を手がける
クリエイターの大野恵敏さん。

第一印象はクールでファッショナブルな雰囲気ですが、
話してみると実直で親しみやすい人柄が感じられます。

自身が率いるクリエイターチーム「TeamADVENT(チームアドベント)」では、
ダイナミックで壮大な世界観が印象的な作品を数多く発表している大野さん。
写真・映像・CG・音楽といった表現を横断しながら、仲間とともに新しいクリエイティブに挑み続ける原動力や作品づくりへの想いを伺いました。

挑戦し続けるクリエイター

――普段の活動について教えてください。

カメラマンとしてのファッション撮影や映像撮影の他、CGやVFXを取り入れた映像編集やMV制作など、さまざまなご依頼に対応しています。最初はカメラマンとして活動していましたが、徐々にCGの案件も増えてきて、最近はほぼ半々の割合でお仕事をいただいています。

また、主催している「TeamADVENT(チームアドベント)」では、CGを用いた映像作品を発表しています。最近は自分で音楽を作り、その音楽を使ったミュージックビデオの制作などにもチャレンジしています。

――チーム結成のきっかけを教えてください。

もともと一人で写真を撮り続けていましたが、そんな生活に飽きてしまったタイミングがありました。
「もっと他に、作りたいものがあるんじゃないか」と思って始めたのがCG。そのうち「仲間と一緒にやった方が面白いんじゃないか」と思うようになり、スタイリストやデザイナー、ヘアメイクなど、様々なジャンルのクリエイターに声をかけて、2024年に「TeamADVENT」を立ち上げました。

チームで動くようになってからは、作品をつくるプロセスそのものが楽しくなりました。文化祭の準備のような感覚で、久しぶりに「青春」みたいなワクワクを感じています。


――いろんな人に声をかけたそうですが、仲間を選ぶ基準はあるんですか?

ちょっとぶっ飛んでる人です。(笑)
意外性を持った人って、面白いんです。実際に会って話してみて 「この人おもろいな」と感じた人とは、一緒に何か作ってみたいと思いますね。自分一人だったら生まれない発想や表現が、誰かと組むことで引き出されることも多く、作品にとってもすごくいい刺激になります。そうやって化学反応みたいなものが起きる瞬間が、チームで制作する一番の魅力だと思っています。

お仕事のこだわり

ーー作品づくりのこだわりは何ですか?

シンプルさと大胆さ」です。映画で言えば『マーベル』シリーズのような、ストーリー自体はとても分かりやすいけれど、ビジュアルのインパクトが圧倒的に強い作品に惹かれます。

写真、映像、音楽、何の作品を作る時でも常に「分かりやすさ」と「大胆さ」掛け合わせることを意識しています。スマホでスクロールしていても目に留まるような、「ひと目でかっこいい」ものを生み出していきたいです。

まだチームとしては立ち上げたばかりですが、音楽やファッション分野の方々ともつながりながら、表現の幅を広げていきたいと思っています。

ーーこれまで作ってきた中で、印象に残っている作品は何ですか?

R&Bシンガー・Show Chick BoyさんのMVです。絵画の世界に入り込むような表現で、今まで自分がやってきたシックでモードな世界観とは全く違う、カラフルでコミカルな作品になりました。

自分の作風とは180度違いましたが、だからこそ新しい発見がありましたし、「こんな見せ方も面白い」と気づきがありました。大きな成長につながる作品だったと思います。

――普段の世界観と違うやりづらさはなかったですか?
むしろ逆です。僕自身が飽き性なので、同じテイストばかりやっていると物足りなくなります。違うジャンルに挑戦することで、自分の成長を実感できますし、好奇心も刺激されるんです。大変でさはありましたが、その分得られるものも大きかったですね。

――作品作りのインスピレーションは、どのように受けているんですか?

大きく分けて2つあります。

1つは、海外のトレンドをチェックすることです。日本にはまだ入ってきていない表現も多く、そこで見たものを自分なりに取り入れて作品に落とし込むことで、新しい表現に繋がっていく感覚があります。クライアントからも「まさに、こんなものが欲しかった!」と反応をもらえることも多いですね。
もう1つは、人との会話です。クライアントや仲間と雑談していると、「実はこういうことをやってみたい」という本音が、ふと、出てくることがあるんです。そこに新しいアイデアのヒントが隠れていると感じています。

これまでの経歴

――カメラマンを始めたきっかけを教えてください。

中学生の頃から、iPhoneやデジカメで写真を撮ることが好きでした。家族の何気ない風景や日常をパシャパシャと撮っているうちに、自然と「将来はカメラマンになりたい」と思うようになったんです。

高校に入ってからは、ECサイトの商品撮影のアルバイトに応募しました。当時は岐阜県の田舎に住んでいて、電車も1日に3本しかないような場所でしたが、片道1時間かけて通いながら、撮影の基礎を学びました。

動画撮影を始めたのは高校2年のときです。SNSで偶然パルクールの動画を見たことがきっかけで、練習会に参加するようになり、次第に大会用の映像を撮ったり、編集したりするようになりました。
映像の「絵作り」をしている時間がとにかく楽しかったですし、完成した作品を見て周りも喜んでくれる。その経験が、今の映像制作の原点になっていると思います。

ーーパルクールの経験が、スタントマンとしての活動につながっていったんですね。

そうですね。キャリアの始めは、スタントマンとして現場に入っていました。同時に、撮影も担当していました。

映画の現場では「どういう画角で撮るか」「どういう絵作りをするか」を意識しながら動かなければならない。そこでカメラワークや演出の重要性を学んだんです。海外ロケや有名作品にも関わることができました。

――昔から新しいことに挑戦して、いろんな場所に行ってきたんですね。

そうですね、好奇心の塊だと思っています。思いついたらとりあえず行ってみる。その分やらかすことも多いですけど(笑)。

――今後の展望を教えてください。

クリエイターとして、日本を代表する存在になりたいです。
自分一人でではなく、仲間と一緒に上を目指したいと思っています。


今後も、色々な人と手を組んで作品を生み出しながら、「TeamADVENT」のみんなで目標に向かって駆け上がっていきたいと思います。

プロフィール

名前 大野 恵敏
生年月日 1998年9月12日

職業 カメラマン/CGクリエイター
出身地 岐阜県
趣味 パルクール/音楽制作/写真撮影
経歴 スタントマン→カメラマン→独立

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